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小さな親切、大きなお世話
ちょう ショック!
土曜日、仕事場から帰る時、ドアを閉めようとしたら、屋内側の足元に蝶がいた。
ドアのカギをかけて帰ろうとしていたんだけど、そうなるとその蝶は月曜まで屋内に閉じ込められたままになる。
それでも生きられるとは思うが、人の出入りが多くて狭いこの環境にいたら、週明けに仕事が始まると踏み潰されたり、蝶が嫌いな人に殺されるかもしれない。
かわいそう・・・。
そう思った心優しい俺は、少なくとも今いるこの屋内空間よりも生きられる可能性が高いだろうと判断し、外に逃がしてやることにした。
足でちょいちょいと煽ってやると、そんな俺の優しき意を感じ取ったのか、足元の蝶は広くて自由な外界へと華麗に羽ばたいていった。
「ありがとう!」
そう言っているかのように、広い空を軽やかに嬉しそうに翔んでいく蝶。
「よかったね!」
それを優しくあたたかい眼差しで見送る俺。
と、その時、どこからともなく小さな黒い影がものすごいスピードで一直線に飛んできて、目の前を横切ったかと思うと、あの蝶の姿とともに消え去っていった。
「何?」と思い、向こうをよく見ると、鳥が。
そう、鳥があの逃がしてやった蝶を空中で捕獲し、飛び去っていったのだ。
え゛ーーーっ!!!
哀れ、あの蝶は鳥の餌に・・・。
殺されないようにと親切心で逃がしてやったのに、まさかそれによって逆に死期を早める結果になろうとは・・・。
そんな殺生な・・・。
大自然の厳しさの前では、人の優しさなんてちっぽけで非力なものであることを思い知らされた出来事であった。
土曜日、仕事場から帰る時、ドアを閉めようとしたら、屋内側の足元に蝶がいた。
ドアのカギをかけて帰ろうとしていたんだけど、そうなるとその蝶は月曜まで屋内に閉じ込められたままになる。
それでも生きられるとは思うが、人の出入りが多くて狭いこの環境にいたら、週明けに仕事が始まると踏み潰されたり、蝶が嫌いな人に殺されるかもしれない。
かわいそう・・・。
そう思った心優しい俺は、少なくとも今いるこの屋内空間よりも生きられる可能性が高いだろうと判断し、外に逃がしてやることにした。
足でちょいちょいと煽ってやると、そんな俺の優しき意を感じ取ったのか、足元の蝶は広くて自由な外界へと華麗に羽ばたいていった。
「ありがとう!」
そう言っているかのように、広い空を軽やかに嬉しそうに翔んでいく蝶。
「よかったね!」
それを優しくあたたかい眼差しで見送る俺。
と、その時、どこからともなく小さな黒い影がものすごいスピードで一直線に飛んできて、目の前を横切ったかと思うと、あの蝶の姿とともに消え去っていった。
「何?」と思い、向こうをよく見ると、鳥が。
そう、鳥があの逃がしてやった蝶を空中で捕獲し、飛び去っていったのだ。
え゛ーーーっ!!!
哀れ、あの蝶は鳥の餌に・・・。
殺されないようにと親切心で逃がしてやったのに、まさかそれによって逆に死期を早める結果になろうとは・・・。
そんな殺生な・・・。
大自然の厳しさの前では、人の優しさなんてちっぽけで非力なものであることを思い知らされた出来事であった。
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